今回はヘアカラーとヘアマニキュアの違いを

一般の方にも出来るだけわかりやすく説明したいと思います。

「美容師さん目線で見た場合、表現の部分で違うと言われる部分もあるでしょうが

あくまでお客さんが理解しやすいような説明にしています」

1 ヘアカラーとは?

ヘアカラーと言っても種類があるのですが

あくまでも美容室でみなさんがよくする一般的なヘアカラーの説明です。

シンプルに説明すると

ヘアカラーとは髪の中に薬が浸透して、髪を明るくし「もしくは暗くする」

お客さんの求める明るさ、髪色に発色させるものになります。

髪の内部に薬が浸透するため、髪への負担は出てきます。

空気中の酸素とカラー剤の中にある染料がくっいて発色するため30 分近くの時間をおく必要があります

「髪の状態によって多少時間は変化します」

2 ヘアマニキュアについて

ヘアマニキュアは髪の内側に色素がつく

というイメージです

ヘアカラーのように髪の内部に色素が入る事はあまりありません

ですから黒髪の方がヘアマニキュアをしてもほとんど色は変わりません

黒の紙の上から茶色や赤などの絵具を塗ってもほとんど変わらないのと同じ感じです

「ダメージ度合いや、髪の明るさに多少変わります。」

ブリーチをした髪の方がヘアマニキュアをするときれいな色がでます。

ヘアマニキュアは髪へのダメージがあまりないです。

ヘアマニキュアの後はツヤ、ハリがでます。

ヘアマニキュアは頭皮に薬をつけることができないので根本数ミリはそのままです。

そして毎日のシャンプーで目に見えて色落ちします。

ヘアマニキュアをした後に家でシャンプーして、白色のタオルで髪をふくと

タオルに色がつきます。

夏の暑い日に汗をかくと汗にマニキュアの色がついて服や手が汚れる場合があります。

そして注意して欲しいのが、ヘアマニキュアをした髪はヘアカラーが難しいです。

上記でも上げたように、ヘアマニキュアは髪の内部に付着する薬になります。

髪の表面をコーティングしているような感じです。

その上からヘアカラーをしても希望の明るさにはりにくい「ならない」

色の発色に変化がでる

そういった可能性が出てきます。「薬の反応に影響が出るため」

ですから、ヘアマニキュアをしている方はヘアマニキュアをしたあとは最低でも3週間から

1ヶ月は間をあけるほうがいいと思います

「ヘアマニキュアをする髪の状態によってはそれ以上の期間が必要な場合もある」

「ヘアマニキュアをする前の髪の状態、髪の色によってはマニキュア落としという行程が必要な場合もあります」

ヘアマニキュアを初めてする、初めて行く美容室でヘアマニキュアをする

方は一度、担当美容師さんとよく相談する方がいいと思います。

髪のダメージが気になる方は、根元はカラー、毛先はヘアマニキュアなんてことも可能です。

「この方法は元々の髪色を落ち着かせたい方のみになりますが」

希望の髪色によってはマニキュアではできない場合もあるので

美容師さんと相談してみてください。

この記事を書いた人 Wrote this article

rubik

✔︎ 台湾高雄に住む日本人美容師 ✔︎ 美容師歴25年 ✔︎ 台湾歴9年 ✔︎ blog不定期更新中

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